AIボイスレコーダーを比較|Notta Memo・Plaud・Nottaアプリの料金と選び方

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会議や商談のあとに議事録をまとめる作業は、録音さえ残っていればAIにかなり任せられるようになりました。迷うのは録音の仕方です。スマホの文字起こしアプリで足りるのか、Notta MemoやPlaudのような専用のAIボイスレコーダーを買うべきなのか。値段も月額の仕組みも違うので、比べにくいところです。

この記事では、Nottaのアプリ、Notta Memo、Plaudの3つを、本体の価格・毎月の文字起こし時間・録音できる場面で比べます。先に結論を書くと、まずはNottaのアプリで試し、スマホでの録音に不満が出たら専用機を考える順番がおすすめです。専用機の中では、無料で使える文字起こし時間を重視するならNotta Memo、電池の持ちや身につけて録る使い方を重視するならPlaudが候補です。

料金と仕様は、2026年11月5日に各社の公式サイト、公式ストア、ヘルプで確かめました。私は3社の製品をすべて買って同じ会議で比べたわけではなく、公開されている仕様と料金を比べています。価格はすべて税込です。Notta、Notta Memo、Plaudの紹介にはアフィリエイト広告(A8.net)を含みます。

目次

先に結論:録る場面と、月に何時間録るかで選ぶ

製品 向いている人 本体価格 無料で使える文字起こし 録音できる場面
Nottaアプリ 手持ちのスマホやPCで始めたい人、Web会議が多い人 不要 月120分(1回3分まで) 対面、Web会議(Zoom・Teams・Google Meetなど)
Notta Memo 月10時間までの録音を、追加料金なしで文字にしたい人 23,500円(Type-C版25,500円) 月600分 対面、通話(手動で切り替え)
Notta Memo Pro 通話と対面を自動で切り替えたい人、パソコンへの取り込みを楽にしたい人 29,700円 月600分 対面、通話(自動で見分ける)
Plaud Note Plaudのアプリやテンプレートを使いたい人 27,500円 月300分 対面、通話(手動で切り替え)
Plaud Note Pro 充電を気にせず長時間録りたい人 30,800円 月300分 対面、通話(自動で見分ける)、Web会議はPlaud Desktop
Plaud NotePin S 胸元や手首に着けて、手ぶらで録りたい人 28,600円 月300分 対面(通話は不可)、Web会議はPlaud Desktop

Notta Memoは公式ストアで値引きされていることが多く、11月5日時点ではNotta Memoが19,800円、Type-C版が21,600円でした。買う前にストアの表示を確認してください。

比べる前に決めておきたい3つのこと

  • どこで話した内容を残すか:対面の会議や商談なのか、スマホの通話なのか、ZoomやTeamsのWeb会議なのか。通話を録れるかどうかは製品によって違います。
  • 月に何時間録るか:本体に付いてくる無料の文字起こし時間は、Notta Memoが月600分、Plaudが月300分です。1時間の会議なら、それぞれ月10回分と5回分です。超えるなら月額プランが必要になります。
  • 録音を誰が聞くか:社外の人との会話を録るなら、相手に録音していることを伝える必要があります。データをどこに保存するかも、会社のルールと照らし合わせておきましょう。

Nottaアプリ:まずスマホとPCで試すなら

Nottaは、スマホのアプリやWebブラウザで録音と文字起こしができるサービスです。Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webexの会議にはNottaが参加して文字起こしをしてくれるので、Web会議が多い人は専用機がなくても始められます。料金ページでは、有料プランはWeb版とアプリ版の両方で使えると案内されています。

プラン 月払い 年払い 文字起こし時間 AI要約
フリー 0円 0円 月120分(1回3分まで) 月10回
プレミアム 1,980円 14,220円(月あたり1,185円) 月1,800分(1回5時間まで) 月100回
ビジネス(1アカウントあたり) 4,180円 30,096円(月あたり2,508円) 無制限(1回5時間まで) 月200回

無料のフリープランは1回3分までなので、会議を丸ごと文字にするのには向きません。会議で試すなら、Web版から申し込めるプレミアムの3日間無料トライアルを使います。ただし、トライアルが終わるとプレミアムの年間プラン(14,220円)で自動的に更新されます。72時間以内に解約すれば料金はかかりません。

弱いところは、録音の品質がスマホのマイクに左右されることです。Nottaのヘルプでも、アプリで録音すると着信で録音が止まること、録音中はスマホの電池を大きく使うことが、Notta Memoとの違いとして挙げられています。

Notta Memo:無料で使える文字起こし時間が長い

Notta Memoは、厚さ3.5mm、重さ約28gのカード型のAIボイスレコーダーです。スマホの背面にマグネットで貼り付けて持ち歩けます。マイクは4基で、骨伝導マイクも1基あり、スマホに貼った状態で通話も録音できます。録音した音声はNottaのアプリに送られ、文字起こしと要約まで進みます。

いちばんの特徴は、本体を買うと付いてくるハードウェアプランです。公式ストアによると、月600分の文字起こしが追加料金なしで使えます。月額の契約をせずに、1時間の会議を月10回まで文字にできる計算です。

モデルは3つあります。

モデル 価格(通常) 録音モード ストレージ パソコンとのつなぎ方
Notta Memo 23,500円 手動で切り替え(通話/対面) 32GB Bluetooth、Wi-Fi
Notta Memo Type-C 25,500円 手動で切り替え(通話/対面) 32GB Bluetooth、Wi-Fi、USB Type-C(付属ケース使用)
Notta Memo Pro 29,700円 自動で見分ける(通話/対面) 64GB Bluetooth、Wi-Fi、USB Type-C、同じWi-Fiで自動アップロード

1回に続けて録れるのは、どのモデルも最長5時間です。Notta Memo Proの製品ページによると、Proは満充電でBluetooth接続時に45時間、未接続時に50時間録音でき、厚さ3.9mm、重さ30gです。Proはプレミアムプラン1年分付き(41,800円)やビジネスプラン1年分付き(56,100円)のセットでも買えます。本体とプレミアムの年払いを別々に買うより2,120円安くなります。

私は、録音するのが月10時間くらいまでで、通話もときどき録りたい人にはNotta Memoが合うと考えます。毎日のように会議を録るならプレミアム付きのセットを選び、パソコンへの取り込みを手早く済ませたいならType-C版かProを選びます。

Notta Memo

Plaud:電池の持ちと、身につけて録る使い方が強み

Plaudは、カード型のPlaud NoteとPlaud Note Pro、身につけて使うPlaud NotePinとNotePin Sを出しています。本体を買うと、文字起こしが月300分まで無料のStarterプランで使えます。

モデル 価格 録音モード 連続録音 重さ
Plaud Note 27,500円 手動で切り替え(通話/対面) 最大30時間 30g
Plaud Note Pro 30,800円 自動で見分ける(通話/対面) 最大50時間(長時間駆動モード) 30g
Plaud NotePin S 28,600円 対面のみ 最大20時間 17.4g
Plaud NotePin 27,500円 対面のみ 最大20時間 16.6g

NotePinシリーズは、クリップやマグネットピンで胸元に着けて使います。NotePin Sにはネックストラップとリストバンドも付きます。製品ページのFAQによると、NotePin Sには振動を拾うセンサーがないため、通話は録音できません。通話も録りたいならカード型を選びます。

Web会議は、デバイスを買った人が使えるパソコン用アプリ「Plaud Desktop」で録音できます。会議にボットを参加させずに録れるので、社外の人との会議で参加者の一覧にボットが表示されるのを避けたい場合に向いています。

月300分で足りない場合の有料プランは次の2つです。

プラン 月払い 年払い 文字起こし時間
Starter 0円 0円 月300分
Pro 3,000円 16,800円(月あたり1,400円) 月1,200分
Unlimited 5,000円 40,000円(月あたり約3,333円) 無制限(1日24時間まで)

本体の価格はNotta Memoより高く、無料の文字起こし時間は半分です。そのかわり、Plaud Note Proは最大50時間録れるので、長い研修や出張でも充電の回数を減らせます。NotePinのように身につけて録る形も、Nottaにはない選択肢です。

月に何時間録るかで、1年の費用を比べる

専用機は、本体の価格に加えて、無料の時間を超えたときの月額がかかります。通常価格で、1年間の費用を比べてみます。

月の録音時間 Nottaアプリ Notta Memo Plaud Note
5時間(300分)まで 14,220円(プレミアム年払い) 23,500円(本体のみ) 27,500円(本体のみ)
10時間(600分)まで 14,220円(プレミアム年払い) 23,500円(本体のみ) 44,300円(本体+Pro年払い)
20時間(1,200分)まで 14,220円(プレミアム年払い) 37,720円(本体+プレミアム年払い) 44,300円(本体+Pro年払い)

1年目だけを見ると、アプリだけで済ませるのがいちばん安く済みます。専用機の本体代は初年度に払うだけなので、2年目からはNotta Memoなら月600分まで、Plaudなら月300分まで、追加の費用がかかりません。スマホの着信で録音が止まるのが困る、通話も残したい、という理由がなければ、まずはアプリで十分です。

会議ツールの文字起こし機能で済むケース

社内の会議がすべてTeamsやZoom、Google Meetで、契約しているプランに文字起こし機能が付いているなら、まずはそれを使う手もあります。追加の費用がかからず、会議の録画と一緒に残せます。

ただし、対面の会議や電話は録れません。社外の人が主催する会議では、自分の側で文字起こしを使えないこともあります。対面の商談や電話が多い人ほど、専用機を持つ意味が大きくなります。自分で音声認識APIを組んで文字起こしをしたい人は、MAI-Transcribe-2-Streamingの料金やVoxtral 3の料金と日本語対応も参考にしてください。

結局どれを選ぶか

  • まず試すなら、Nottaアプリのプレミアム(3日間の無料トライアルあり)
  • 月10時間までの録音を、月額なしで文字にしたいなら、Notta Memo
  • 通話と対面を切り替えずに録りたい、パソコンにもすぐ取り込みたいなら、Notta Memo Pro
  • 電池の持ちを重視するなら、Plaud Note Pro
  • 手ぶらで身につけて録りたいなら、Plaud NotePin S(通話は録れません)

Nottaのトライアルは、終わると年間プランで自動的に更新されます。試すだけのつもりなら、申し込んだ日に解約の予定も入れておきましょう。

Nottaのアプリを試すなら、会議の文字起こしなら【Notta】から始められます。

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この記事を書いた人

IT業界で10年、ソフトウェア開発をしてきたエンジニアです。今もChatGPT、Codex、Claude Codeを中心に、開発の効率化や生産性向上にAIをフル活用しています。応用情報技術者。登壇や執筆もしています。このサイトでは、仕事でAIを使う立場から、料金や利用条件、使い方を調べてまとめています。

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