2025年9月– date –
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Shippio、通関業務をAIで約7割効率化する新クラウド
紙とNACCSの間にAIを置くという選択 通関書類の転記と突合作業は、現場を最も消耗させる反復処理です。そこにAIを挟み、NACCS出力まで自動化する新しいクラウドが登場しました。Shippio Clearです。 同社の発表によると、実証では通関業務の工数を約7割削... -
ソニー系、AIナレッジ基盤『Shpica』発表
知が動き出す職場へ 探しても見つからない、知っている人が誰かわからない。そんな“ナレッジの渋滞”を、AIがほどく時代に入りました。ソニーネットワークコミュニケーションズが発表した『Shpica(シュピカ)』は、情報と人を同時に引き当てる新しいナレッ... -
Google、オンプレ環境でも使えるGeminiを正式提供
境界の内側で動くAI、ついに解禁 Googleが、企業や行政のデータセンターの内側で動かせる Gemini の提供を正式に始めました。基盤は Google Distributed Cloud(GDC)。ネット分離のエアギャップ構成にも対応し、厳格なコンプライアンス要件の現場でも本番... -
富士通、1ビット量子化でLLMを高速・省メモリ化
エッジで動くLLMへの近道 富士通が発表した「生成AI再構成技術」は、LLMの重みを1ビット量子化しながら精度を保つ新手法です。Takane LLMへの適用では、量子化前比でメモリ消費を最大94%削減、精度維持率89%、推論3倍を達成しました。エッジ実行と省電力化... -
広報AIツールの最新カオスマップ2025年版を公開、AIがプレスリリースを生成・採点
広報の地図が更新された日:AIがPR実務の標準を塗り替えるメタリアル傘下のロゼッタが、広報担当者向けAIツールを体系化した「最新 広報×AIツール 2025年版カオスマップ」を公開しました。同社の『広報AI』は生成AIでプレスリリースを自動生成し、ニュース... -
BIPROGYとEAGLYSが資本提携、AIエージェント開発向けデータ整備を共同推進
企業データを“AIの燃料”に変える提携の一報 エンタープライズのAI活用でボトルネックになってきたのは、結局のところデータの“整い具合”。 モデルを変えるより、データを整えるほうが効くことは現場の実感として広がっています。 その本丸に切り込む動きと... -
Allganize、生成AIアプリとAIエージェント利用ランキングを発表
潮目が変わった、企業AIのいま 生成AIの導入が“試す”段階から“使い倒す”段階へと移りました。 社内データとつながり、業務に寄り添うAIエージェントが主役に躍り出ています。 Allganize Japanが公開した最新の利用実績ランキングは、その変化を数字で示し... -
イマクリエ、自治体向け『exaBase生成AI』が庄原市で本格運用開始
庄原から動き出す、自治体AIの実装フェーズ イマクリエは、広島県庄原市で『exaBase 生成AI for 自治体運用パッケージ』のLGWAN環境下での本格運用開始を発表しました。 業務の現場で“実際に回る”ことを最優先に設計されたこのパッケージは、職員が安心し... -
大日本印刷、文書を構造化するAIチャットボットを9月末提供へ
散らばったPDFが“知識”になる瞬間社内のPDF、提案書、設計資料がフォルダに眠ったままになっていませんか。検索しても見つからない、読んでも核心がわからない、そんな“非構造化”の壁を壊すニュースが届きました。大日本印刷が、文書をAIが読める形に変換... -
ベルテクス・パートナーズ、生成AI活用ワークショップを提供開始
一歩先の“実践型”へ——企業の生成AI活用を現場から加速ベルテクス・パートナーズが、企業の現場で成果につながる「生成AI活用ワークショップ」を正式に始動しました。カリキュラムは各社の課題に合わせて設計され、座学だけでなくハンズオンを通じて“使える...